ドライアイ

 ドライアイが鍼で治ると思っていない患者さんは多いようで、実際に治療すると大変に喜ばれます。パソコンやゲーム等による眼の酷使でドライアイになる人は確実に増えています。西洋医学的には、点眼薬で対処するようですが、あくまでも対処療法であり、治療には至っていないのが現実です。

 では、東洋医学的にはどのように取組むのでしょうか。まず、眼は五臓で言うところの「肝」に属しますので、「肝」の気を高める治療を行いながら、鼻と眼の間にある経穴「睛明」を使います。ここには短めの鍼を刺入しますが、その場で涙が出てきます。その上で、副腎機能の強化・全身の免疫力を高める治療を行い、ドライアイになり難い体質を作り上げていきます。

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